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看護部 部署のご案内

急性期病棟(49床)

循環器内科、急性期の患者さまのケアと緊急入院時の患者さまなどへの医療、看護度の高い患者さまへのケアを行っています。
整形外科では大腿骨頸部骨折や変形性膝関節症の人工関節置換術、急性期から周手術期、回復期のケアの充実に向けて努力しています。また、手術対象者も高齢者が増えてきていますが、患者様が安心して治療が受けられるよう説明性・安全性に十分に考慮し、患者様お一人お一人のニードに応えられるよう日々努力を重ねています。

内科では、急性期からターミナル期まで幅広い看護分野の知識・技術を充実させ、且つ個々の患者様の状態・ニードに応じた看護を提供しています。現在の社会状況を反映するように高齢者が多くなってきていますが、患者様・ご家族様とのコミュニケーションを大事にし、より安全で安楽に、そして安心して入院生活が送られるよう、個々の患者様のニードに沿った看護の提供に向けて努力いたします。

地域包括ケア病棟(病床数49床)

患者さま一人一人を大切に きめ細やかな看護・介護の提供をしていく

 地域包括ケア病棟では、急性期治療を終了し、すぐには在宅や施設へ移行するには不安のある患者さま、在宅・施設療養中から緊急入院した患者さまを対象としています。
 患者さまご自身の持っておられる能力を十分に発揮しつつ、退院後も住み慣れた場所で自分らしい生活を送っていただくために、リハビリを取り入れながら毎日を過ごしていただいています。
 患者さま・ご家族さまとの関わりを大切にし、安全・安楽・安心な入院生活を送ることができるよう、主治医をはじめ病棟看護師、リハビリスタッフ、在宅復帰支援担当者などが連携し、在宅復帰・社会復帰に向けてサポートいたします。

対象の患者さま

・急性期病棟で治療を終えたが、経過観察や療養が必要な患者さま
・在宅・生活復帰のために支援が必要な患者さま
・在宅療養していが、急性疾患により入院が必要となった患者さま
・家族の事情で、在宅療養が一時的に難しくなった患者さま

私たちの役割

急性期からの受け入れ:急性期の治療を終えた患者さまが在宅復帰・社会復帰するためにリハビリをおこなう
在宅・生活復帰支援:患者さまが在宅復帰するために、多職種と連携しながら退院調整し、在宅療養の準備をすすめる
緊急時の受け入れ:在宅療養中の患者さまが、一時的に入院が必要となった際の受け入れ

療養病棟(病床数37床)

穏やかに満足のいく療養生活、 心にとどく看護をめざして

当院の療養病棟には、急性期医療を終え病状が安定したものの、何らかの医療処置と継続的な入院加療を必要とする患者さまが入院されています。急性期病棟や地域包括ケア病棟で、脊椎や股関節、膝関節などの骨折で積極的治療を終えたものの在宅復帰にはもう少し時間が必要な患者さまが、療養病棟でさらにリハビリに励まれて、自身を持って安心して退院できるよう援助させていただくなど、医師をはじめリハビリテーション科、地域医療連携室とも密に協力しています。
 また、当院は透析センターを有しているため、慢性腎不全により透析療法を受けている患者さまが多いという特徴があります。透析治療の質が日々高まる中で、透析患者さまもご高齢の方が多くの割合を占め、腎不全以外の複数の病気を合併される方が増えています。透析治療を必要とする疾患以外では、脳血管障害による後遺症、心肺蘇生後脳症、誤嚥性肺炎、パーキンソン病など、様々な疾患の方を受け入れています。口腔ケア、入浴介助、オムツ交換などの日常生活援助や中心静脈栄養、経管栄養、吸引、創傷処置など、患者さまの状況に合わせた看護とケアを心掛けています。
 様々な疾患を有し、複合的に症状が現れる高齢の患者さまの特徴や看護を学ぶ場として、複数の看護学校などからの実習生を受け入れ、看護師も指導をしつつ、共に新しい学びを得ています。また、高校生の「看護ふれあい体験」の場を提供し、看護・医療系進路へのきっかけづくりにもなっています。

私たちの取り組み

患者さまやご家族さまに対してはコミュニケーションを大切にし、少しでも穏やかに満足のいく療養生活が送れるようスタッフ一同協力し、心に届く看護に取り組んでいます。
 看護の専門性を追求するためには病棟内勉強会を度々開催し、病棟を超えて参加を募り知識の共有をおこなっています。
 また、スタッフの働きやすさを考え、職場環境を整えることにも力を入れています。安易に改築には頼らず、既存の設備を活かし、いかに機能性を確保するかスタッフ全員で議論しながら取り組んでいます。

病棟の魅力

 スタッフは20代から60代まで様々な経験者がおり、家庭を持ちながら働いているスタッフが多いため、ライフワークバランスを保つためにお互いの協力関係が強いことが魅力です。看護面では、多職種と連携し、退院支援、離床ケアにも力を入れています。老年看護や日常生活援助を追求したい方に適しています。この病棟には陽光がたっぷり入る大きな窓を有したデイルームがあり、窓から見える岩倉の美しい四季折々の風景は患者さまだけでなくスタッフをも癒してくれます。特に、桜の季節は圧巻です。景色に癒されながら一緒に楽しく働きましょう。

透析センター

洛陽病院透析センターは1969年に京都の私立病院では、最初に開設した歴史有る施設です。それゆえ、患者様の透析キャリアも30年前後に渡る方も多く、元気に通院して頂いております。
平成22年11月に透析の機器を新しくしてオンラインHDFを導入しました。スタッフ一同は患者様に安心して治療を受けて頂ける医療の提供に努めております。

透析センターの詳細

  • 透析センター長
    武田 昭副院長 コミュニケーションを大切に、治療についてわかりやすく説明します。
  • スタッフ
    透析センター治療室 ベッド数34床(内2床個室)
    常勤医師2名・非常勤医師2名・看護師8名・臨床工学技士8名・管理栄養士2名・クラーク1名・看護助手4名

治療内容

患者様の症状に合わせた至適透析を心掛けております。

  • 通常の血液透析
  • 血液濾過透析
  • オンライン血液濾過透析
    オンラインHDFの最大の特長は、一回に行うことのできる置換液量が多いことで、従来の血液濾過透析(HDF)に用いられる置換液量は、10リットルから12リットル程度が限界でしたが、オンラインHDFでは、最大60リットルもの置換が可能となります。置換液量が多いほど、透析の効果が高いといわれています。
  • 無酢酸透析
  • LDLコレステロール吸着療法
  • リクセル(透析アミロイド症に対するβ2ミクログロブリン吸着)など

透析実施時間

※月・水・金、夜間透析を実施しております。
透析実施時間帯






08:45~22:00



08:45~18:00



透析設備

当院透析室では患者様のQOL向上のため、透析に使用する水質の管理にも配慮しており、オンラインによる血液濾過透析を可能としております。
オンライン対応
血液透析監視装置
DCS-03
血液透析監視装置
BCS-27
無酢酸透析対応、
血液透析監視装置
DDB-27
患者様用テレビ
(テレビカードは要りません)
透析ベット
患者様のベッド間隔も余裕のある配置となっております。
患者様用休息室
患者様用休息室

外来

外来看護の特徴は・・・

病院の入口である外来では、患者さまの不安や困りごとを少しでも減らすことができるよう、親切で丁寧な看護をおこなうことを心掛けています。
 患者さまの目線に立ち、問題を解決することを意識し、地域の皆さまが慣れ親しんだ場所での健康な生活を続けるための一助になればと願い、これからも努力してまいります。

  1. 予約患者さまの外来診療 各科専門外来で患者さまの日々の健康をまもるため診察を行う
  2. 紹介患者さまの外来受診 普段のかかりつけ医や入所中の施設、病院からの紹介も積極的に受け付けております。診療科・受診日などを調整し、患者さまにスムーズに診察を受けていただくため事前にご連絡ください。
  3. 2次救急医療機関として 24時間体制で急病時の対応をおこなっています。当院で対応困難な場合には、必要な検査・処置をおこなった後、救急救命病院などに責任をもって紹介させていただきます。

診療科

整形外科・内科・腎臓内科・消化器内科・麻酔科・循環器内科・呼吸器科・糖尿病内科・側弯症外来
泌尿器科・皮膚科・外科

各科の対象分野

 整形外科:変形性股関節症、変形性膝関節症、変形性脊椎症、リウマチ性関節炎、脊椎圧迫骨折、
      大腿骨骨折、骨粗鬆症、その他運動器外傷一般
 腎臓内科:慢性腎臓病、慢性腎不全、透析ほか
 消化器内科:逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍、慢性胃炎、肝疾患、便秘症ほか
 循環器内科:心不全、狭心症、高血圧ほか
 糖尿病内科:糖尿病ほか
 側弯症外来:脊椎側弯症ほか
 泌尿器科:前立腺疾患、夜間頻尿、尿路泌尿器感染症、血尿、尿失禁ほか
 皮膚科:皮膚トラブル、皮膚感染症、褥瘡に関するご相談ほか
 
    ※受診後、当院で対応できないと判断された場合は、他の医療機関にご紹介させていただきます。

主な設備・検査

レントゲン、CT、MRI(1.5ステラ)
心電図、エルゴメーター、心エコー、腹部エコー、頸動脈エコー
胃カメラ、骨密度、ABI、呼吸機能検査

手術室・中材

手術室の特徴は・・・

高齢化社会に伴い、当院で手術を受けられる患者さまは、ほぼ65歳以上となっています。それゆえ、手術適応疾患以外に、複数の疾患を抱えておられます。このような状況においても、多角的に患者さまを捉え、各部門の専門医により安心・安全な手術が受けられるように連携を取り、最善を尽くしています。
 手術内容として主に、整形外科の予定手術に対応しています。全身麻酔対応の手術室が2室あります。(うち1室はバイオクリーンルーム)年間総手術症例は約160件で、そのうち人工関節置換術は100件(2022年度)です。
 人工股関節置換術、人工膝関節置換術、橈骨・肘頭・下肢の観血的骨接合術、指腱鞘切開術など

看護の特徴は・・・

 「安心・安全であたたかい周手術期看護を提供する」をスローガンに看護しています。患者さまと手術室看護師とが顔を合わせる時間は、短く限られています。その大切な時間を通じて、患者さまの不安を少しでも緩和できるよう術前訪問しています。また、他職種との連携をとって、情報を共有し、より質の高い手術を提供できるように努めています。
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  • 午後休診
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