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麻酔科

池田麻酔科部長によるペインクリニック外来の開設について

こちらから詳細をダウンロードしていただけます

ペインクリニック外来のご案内(2024-02-19・1252KB)

2024年4月よりペインクリニック外来開設します。詳細はご案内を御覧ください。

診療方針

1.麻酔科の仕事

当院麻酔科の業務はもっぱら「手術室における麻酔管理」となります。
手術をお受けになるにあたって全身麻酔を選択される、あるいは選択せざるを得ない場合に麻酔科が担当させていただきます。
全身麻酔においては、ただ単に何もわからないように意識を失わせ、手術中の強い侵襲に対して痛みを抑えることに限らず、手術侵襲や麻酔薬による身体機能の乱れに臨機応変に対処し、恒常的な生命の維持を図ることも大事な役目と考えます。

2.患者様お一人お一人に合わせた麻酔を考えます

患者さんが10人いらっしゃったら10通りの体質がおありで、麻酔薬や手術侵襲に対する反応は様々です。
加えて、最近では医学の進歩により手術術式の複雑化、手術を受ける患者さんの高齢化(以前なら年齢を理由に手術を受けられないこともありました)、大きな基礎疾患(例えば、心臓病、呼吸器疾患、腎臓病(透析患者さん)など)を持った患者さん、そのほか全身麻酔を受けていただくのに大きなリスクのある患者さんなど、医療サイド、患者さんサイドにおいても多様性が認められています。
 
これらのことを多元的に総括し、いかに安全かつ安心できる麻酔を提供できるかを検討することが麻酔科医の大切な仕事となります。
 
そのためにも、術前に患者さんやご家族から患者さん自身の体調や生活歴、既往歴をお尋ねし、検査所見、身体所見を確認することで患者さんの現在の状況の把握をいたします。
それと同時に、各種麻酔の説明を行い、それぞれの麻酔におけるいいところ、悪いところなどをお聞きいただいた上で、全身麻酔を受けることにご納得頂けるよう説明いたします(「術前診察」といいます。)。
 
その内容も含めて、お一人お一人に合わせて最良と考える麻酔計画を立て、安全かつ安心な麻酔を実践いたします。
 
また、患者さんから現在の体調などをお聞きし、検査所見なども含めて総合的に検討し、残念ながら麻酔科医が当院の体制では麻酔をお受けできないと判断する場合もあります。
その際には適宜、麻酔可能な施設の提案もさせていただきます。

3.術後の鎮痛にも力を入れています

さらに、麻酔科医は術中の全身麻酔管理のみならず、術前、術後(「周術期)といいます)も合わせて患者さんに安全かつ安心な環境を提供する一翼を担っております。
 
当院麻酔科では、手術における全身麻酔に加え、硬膜外麻酔、神経ブロックなどを駆使して術後の鎮痛に特に注力しております。
痛み止めの点滴や内服に加えて、患者さんの体格や既往歴、内服薬などを検討して麻酔科ならではのダイレクトな鎮痛方法、最適な鎮痛法を提案いたします。
特に当院は現状整形外科手術がほとんどですので、術後のリハビリテーションなども考えながら鎮痛法を選択しています。

4.当院の麻酔科医は麻酔の専門医です

当院麻酔科医は、日本専門医機構専門医であり、日本麻酔科学会指導医です。
上記のような高度な麻酔を実践する麻酔の専門家ですので、ご安心ください。

5.わからないこと、不安なことがあったらご相談ください

全身麻酔や術後鎮痛などに関して、1回の説明で完全にご理解いただくのは難しいかもしれません。ご不安なこと、よく理解できないことなど、何度でも説明いたしますのでお気軽にお尋ねください。

医師紹介

池田 正浩

所属麻酔科
役職
麻酔科部長
プロフィール
日本専門医機構専門医
日本麻酔科学会指導医
日本医師会認定健康スポーツ医
臨床研修指導医
日本医師会認定産業医
2024年4月
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